かれこれ10年以上、私は英語を身につけるためにバタバタしてきました。学校で英語を学んでいた期間を含めればもっとです。しかしながら、それだけの間バタバタしたにもかかわらず、まだ飛べるには至っていません。つまり、自分で英語を身につけられた実感はないのです。
なんということでしょう。私は一体何をやってきたのでしょうか? 正直、自分でも分かりません。分かっているのは、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしているうちに10年ほどが経ったということです。
そして、これから先もバタバタし続け、永遠に英語を身に付けられない……ということも可能性としてあり得ます。そのような最悪な事態を避けるために始めたのが当ブログです。
自分の勉強を記録するために。自分の英語のモチベーションを少しでも上げるために。自分の願望を現実にするために。そして、自分の勉強法が間違っていたら、読者の方から教えてもらうために。
完全に自分のため……なのですが、私のバタつきを見て、読んでいる方が少しでも「風」を感じて涼んでくれたら、こんなにうれしいことはありません。そうなるために、英語を身に付けようとしている同士にとってなるべく役立つことも公開していきたいと思っています。
なお、当方は現在絶賛バタつき中のため、「絶対身につく勉強法」や「誰にとっても役立つ英語教材」などはご紹介できませんが、自分がやっていること&やってきたことに関しては忖度ゼロで公開していく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。
自己紹介がてら、以下に私のバタつき歴を記しておきます。ちなみに、これらはまだバタつきの一部です。
・12〜18才 → 受験英語をせっせと学ぶ。当時の多くの学生と同じく、スピーキングやヒアリングは超軽視。暗記で受験を突破する
・18〜23才 → 受験を突破したことで燃え尽き、机に向かうことに嫌悪感を覚える。代わりに小説等を読みまくる。
・23〜26才 → 食っていくのに必死だった頃で、自分を元気づけるために映画『ブルースブラザーズ』にハマる。そのDVDを何度も見ているとき、偶然にも「英語を英語で理解できる感覚」が少しだけ分かるようになる。
そこで興味が湧き、英語を身につけることを決意。しかしどうしていいか分からず、とりあえず高校生の頃に買った参考書を引っ張り出して、英単語を覚えたりする。
・26才くらい → 英語が身についている実感が全くないので、勉強法を変えるべく『「超」英語法』という本を購入。これが大げさではなく目からウロコ。英語勉強熱が燃え上がる。そこから、シャドウイングの本を買ってきてひたすら繰り返して聞く。英語の音声スピードを「最速」にしてプラクティス・プラクティス・プラクティス。
・27才くらい → 「題材が面白くなくて飽きる」という問題に直面する。
・28才くらい → リスニングだけじゃなく、リーディングにも手をつける。「面白い題材だったら続くかな?」と考えた結果、村上春樹さんの「ノルウェーの森」の英語版を買ってきて読む。しかし、英語だと詰まる箇所が多すぎたことで挫折。
・28〜30才くらい → 何のために英語を勉強しているのか分からなくなり、一旦中断
・30〜35才くらい → リスニングの練習だけ再開。海外ドラマを字幕なし(音声英語)で見たり、シャドーイングを音声スピードMAXで続ける。
・35〜36才 → 海外旅行にハマる。その結果、英語のコンテンツを英語で理解できるだけでなく、英会話がしたい気持ちが高まる。それを実現するため、「このパターンだけ覚えれば話せる」的な本を買ってきてせっせと暗記。しかし、暗記だけじゃ実践で使えないことに気づく。
そこで英語のオンラインレッスンに挑戦。半年ほど続けるが、「なんとか言葉が出てくるが、スムーズには出てこないし、会話によく詰まる」状態が改善できずに解約。
・37才 → どうしていいか分からないときに、「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」を読み、読書の重要性を痛感。ひとまずビッグファットシリーズを全部読む。しかし、英語の本を読めば読むほど、自分の文法知識が中途半端なことがイヤになる。そこで、文法を根本的に学び直そうと、大西泰斗先生の「ハートで感じる英文法」「English Grammar in use」などを読む。
・38才 → 自分がインプット過多であることに気づく。そんなときに、「スタディサプリ」に出会う。色々と悩みながらもなんとか続け、同時に英語読書も再び始める。そして、YouTubeにめっちゃ役立つコンテンツが出ていることに気づき、若干「どうしていいか分からない状態」になる。 ← 今ここ
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