英語難民バタバタ録

〜英語ペラペラ&海外移住を目指して〜

『スタディサプリ(新日常英会話)』にハマったけれど、やらなくなった理由& 再び始めた理由

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しばらくの間、『スタディサプリ(新日常英会話)』から離れていた。ほんの少し前は、「これはメチャクチャ使える」と確信し、毎日のように使っていたのにも関わらず、いつの間にか気持ちが冷めてしまったのはなぜだろう。

 

よし、自分で分析してみるとしよう。

 

私が思うに、原因は例のごとく自分の中の“飽きっぽさ” が発動したからだけではない。それも何%かあるのは認めるが、もっと大きな理由は「『スタディサプリ(新日常英会話)』をやっていたら知識は増えたけど。使える英語力が身につくかどうかは分からない」って気持ちが大きくなったからだと思う。

 

誤解なきように言っておくと、『スタディサプリ(新日常英会話)』は知識を詰め込むだけのアプリではない。「自分で言ってみましょう」とか「こんな時はどう言いますか?」という課題も出るから、それなりにアウトプットも鍛えられる。

 

だけど、そのアウトプットが実際に英会話力を鍛えるために使えるアウトプットかというと……自分としては懐疑的だった。これはアプリの問題じゃなく自分の使い方の問題かもしれないが、「アウトプットとインプットのバランスが悪い」と思い始めたのだ。

 

どのへんでそう思ったのだろう?

 

一度やったところを復習してみても、「あ〜忘れてた」ってことがあまりにも多くなったからかな。あとは「自分で言ってみましょう」のところが何度やっても身についている実感がないというか何というか。

 

沈殿しているスープの底をただかき回しているだけで、そのスープを美味しくできている気がしなかったと言えばいいだろうか。

 

美味しくするためには、鍋を火にかけて温め、味見しながら足りない調味料を加えなくてはいけない。だけど、『スタディサプリ(新日常英会話)』を使っても、どこか冷めたままだった。

 

少なくとも自分は冷めていると思っていた。いちおう、習ったところはメモに書き出し、忘れないように心がけていた(よく忘れたが)。復習もしていた。1人でカラオケに行き、そこで発音練習をしたこともあった。だけど、どうにもアツアツのスープになっているように思えなかったのだ。

 

ただ、先に述べたとおりこれはアプリの問題というより、自分の問題という部分も大きい。几帳面になりすぎたのか? それとも几帳面さが足りなかったのか? それさえ分からなくなって、結局は投げ出してしまったように思う。

 

……というわけで、私が以前に持っていた『スタディサプリ(新日常英会話)』の信頼は崩れてしまった。最初はアプリ側が通知する「学習記録が途切れてしまいます」というメッセージを見ると、「あ〜やらなきゃ」となっていたのだが、そのうちどうでもよくなった。

 

むしろ、「そんなメッセージを気にして続けるなんて、運営側の策略にまんまとハマりすぎだろ」と思うようになった。

 

そうして、『スタディサプリ(新日常英会話)』と別れてしまったのだが……その間、自分の英語学習が充実していたかというと、そういう訳でもないのだ。やはりまだ冷たいスープをかき回している実感が抜けなかった。いや、スープを掻き回すことすらしていなかったかもしれない。

 

よくよく考えれば、そもそも語学学習とは冷たいスープを掻き回す作業なのかもしれない。実践することで「火」が入り、一気に美味しくなるのだろうが、焦りは禁物ってヤツなのかもしれない。

 

むしろ、冷たいスープをかき回しているときにこそ、旨味が生まれているのかもしれない……と信じて、続けることにした。

 

それからもう1つの理由は、やらないと1日が締まらないから。ラジオ体操のように、やるとどこか気分がいい。そうなるための20分か30分だったら、まぁいいかな〜と思って。

 

少なくとも、2020年7月27日時点ではそう思っている。もし変わったら、またその時に報告したいと思う。

 

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